きらぴ香

「章姫」や「紅ほっぺ」を生み出してきた静岡県で、2014年に登場したばかりの新品種が「きらぴ香」です。紅ほっぺを親にして、約17年の歳月をかけ、28万株の中から選抜・育成されたいちごで、2014年度秋から試験販売が開始され、現在は静岡県のみで栽培されています。早生品種とされ、11月下旬頃から出荷が始まり、5月頃まで店頭に並びます。

<特徴>
キラキラとした宝石のような「輝き」、みずみずしくなめらかな口当たり、品の良い「甘み」とフルーティーな「香り」が特徴で、高級感、上品さを感じるいちごです。紅ほっぺよりも傷みにくく、酸味は紅ほっぺと章姫の中間ほどです。粒も大きく、静岡県が生んだ最強品種といわれています。

<効能>
いちごはビタミンCを非常に多く含む果物で、大粒のいちごであれば5粒程で成人が1日に必要とされる量を賄うことができます。ビタミンCは風邪予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があります。また鉄分の吸収を促進する働きもあるので、貧血気味の方にもおすすめです。