道の駅「ふじおやま」

道の駅ふじおやまは、国道246号線で唯一の道の駅です。

“金太郎発祥の地”として知られる小山町にある道の駅ふじおやまは、昨年11月に10周年を迎え、記念して中央の広場に金太郎の像が新しく登場しました。
また、富士山の伏流水が汲めるスポット“金太郎の水”があり、ペットボトル持参で汲みに来る方も多いとか。このお水はやわらかくてまろやかだと大評判。

農産物直売所「みくりやの郷」は観光客のみならず、地元の主婦のみなさんからも絶大な支持を受けています。
こちらは地元の農家の方々がその日の朝に収穫した野菜を持ち寄り販売しているので、とっても新鮮。商品には生産者の名前が表示され、顔写真も壁一面に掲示されています。生産者の顔が見えると、お客さんも安心して買えますよね。また、野菜だけでなく、つきたてのお餅、作りたてのお惣菜やお弁当なども販売されていて、どれもおいしそうなものばかり。

寒さが一段と厳しくなるこれからの時期のオススメは何と言っても「水かけ菜漬け」。御殿場・小山の特産品「水かけ菜」を漬物にしたもので、地元はもちろん県内外にも根強いファンが多く、この時期を待ちわびていた人々がこぞって買い求めます。しかも販売時期は1月下旬から3月上旬と非常に短く、なかなか手に入らないため“幻の漬物”とも言われているとか。
そんな水かけ菜漬けは毎年、道の駅ふじおやまでも販売しますので、幻の漬物を味わいたい方は是非お越し下さい。すぐに売り切れてしまうので、事前に問い合わせたほうがいいですね。
また、運がいいと流通が希少な水かけ菜の生葉もあるかもしれませんよ。地元の方々は生葉をおひたしや卵とじにするそうです。これもおいしそうですね。

そして、その名物“水かけ菜”を使った人気ご当地メニュー「富士山水菜カレー」をレストランでいただくことができます。富士山をモチーフにしていて見た目がとってもかわいらしいカレーですが、お肉もゴロゴロ入っていて、ボリューム満点。バターライスに水かけ菜漬けも意外と合うんですね。おいしさ新発見!
レストランでは、しょうが焼き定食、味噌カツ重、魚介風豚骨ラーメンなども人気。国道246号線沿いでトラックの運転手さんも多く訪れるので、朝は8時から営業。朝定食も運転手さんたちに大人気です。
編集長は、がっつり「いか天丼」(写真中央・750円)を平らげましたよ(笑)
レストランはオープンキッチンになっていて調理の様子が見えるのもいいですね。窓側の席やテラス席からは壮大な富士山を眺めながらお食事が楽しめます。
スイーツでは朝霧牛乳を使ったソフトクリームに小山のおこげせんべいがトッピングされた「おこげソフトクリーム」(写真右・300円)がオススメ。編集長はこれもペロリと完食!

売店のお菓子は、地元の銘菓「金太郎の熊どら」(6個入り860円)がイチオシ。熊の色をイメージしているので、見た目は真っ黒などらやき。黒の正体は竹炭なんですって。熊の大好きなはちみつが中に入っているのもポイント。
また、小山町の地酒、富士スピードウェイみやげ、自衛隊みやげなどいろんなジャンルのお土産もそろっています。
また、小山町は県境に位置しているので、山梨の銘菓「桔梗屋信玄餅」や神奈川の「鈴廣かまぼこ」など名産品がたくさんあるのもうれしいところ。

寒い時期はあえて寒いところに出かけて、冬ならではの味を堪能してみるのもいいですね。
道の駅ふじおやまは冬もオススメです。

INFORMATION

住所 駿東郡小山町用沢72-2
TEL 0550-76-5258
アクセス 東名高速御殿場ICから車で15分
国道246号線沿い
駐車場 普通車63台・大型車42台
身障者用2台・バイク1ヶ所
営業 売店・直売所 7:00~20:00
レストラン 8:00~20:00
観光案内所 8:30~18:00

周辺施設
①富士スピードウェイ・・・車で5分
②あしがら温泉・・・車で6分
③富士霊園(桜の名所)・・・車で15分
④足柄峠・足柄の関・・・車で20分
⑤御殿場プレミアムアウトレット・・・車で10分

編集部より

小山名物「富士山水菜カレー」(750円)
刻んだ水菜漬けをごはんに混ぜたものを富士山に見立てました。富士山の火口から溶岩が流れ出る感じも再現してあります(笑)マイルドなので辛いものが苦手な方やお子様もぜひお召し上がりください。