道の駅「玉露の里」は、玉露の産地・藤枝市岡部町朝比奈地区にあるお茶をテーマにした道の駅です。

岡部は江戸時代、東海道の宿場町として栄え、京都の宇治・福岡の八女と並び玉露の日本三大産地に数えられています。
玉露の里はそんなお茶どころにある道の駅で、ドライブの途中にふらっと立ち寄るというより、こちらを目当てにやってくるお客様が多いというのが他の道の駅とはちょっと違うところ。

茶室「瓢月亭（ひょうげつてい）」では、玉露・抹茶のお点前体験ができます（玉露または抹茶、茶菓子付510円）。これが外国人観光客に大人気！連日、何台もの観光バスがやってきます。
おじゃました日はフランス人の団体客が来ていました。瓢月亭には本格的な茶室（三畳台目席）の他、35人くらい入れる大広間席、外国人や正座が苦手な方のための椅子席の茶室もありますので、初めての方もお気軽にお越し下さい。さらにこの茶室からは美しい日本庭園を眺めることができます。
春は桜、秋は紅葉も楽しめます。慌ただしい日常を忘れ、日本情緒あふれる空間でほっと一息ついてみるのもいいですね。

お食事処「茶の花亭」では、5～10月限定のサラダそば（800円）が大人気！そばはもちろん茶そば使用なので、風味もよくさっぱりといただけます。この他にも、天ぷらの衣に玉露茶葉を使った天丼もおすすめ。お食事のあとは、名物玉露ソフト（350円）をどうぞ。ご希望により玉露の茶葉を振りかけてくれるので、是非お試しを♪

新東名が開通して、とってもアクセスがよくなった玉露の里。わざわざ足をのばしてでも行きたい・・・そんな道の駅です。