■準備 『何でもBOX』で体制づくり
限られた時間で来客OK!な家にするために準備しておくとよいのが『何でもBOX』、大きめの収納箱です。それから、それを納める空きスペースも確保しておきます。ついつい物を入れたくなりますがガマン。BOXもスペースも、普段は空っぽにしておくことが重要です。
■アングルを変えてチェック
チェックといっても、普段見慣れた自宅の景色だけに意外と難しいものです。そこで、両手の指で四角い枠を作り、ファインダーを覗くカメラマンのように、アングルを色々変えながら部屋の上下左右をチェックします。視点が変わり、家が違って見えますよ。
■ STEP1 普段どおりの掃除
気を張らず、ふだんどおりの掃除を済ませます。
なるべく手早く済ませることが大切。勝負はその後ですから!
1.掃除開始。まずは片付け。
脱いだ服、チラシなどの書類、新聞雑誌、おもちゃ等の小物、まずは部屋中に散らかった物を収納場所へ片付けます。
2.収納場所不明なら『なんでもBOX』!
3.家中を普段どおりに掃除
棚のホコリを除き、掃除機やモップをかけるなどして、いつもどおりにリビングや玄関掃除を終了。
4.必須なのはトイレと洗面所
必ずや「ちょっと貸してください」といわれるトイレ。ここは普段よりちょっと丁寧に掃除して、タオルやトイレットペーパーを新品に。
さて、これで普段どおりの掃除が終わり、ここからが真剣勝負!深呼吸して、改めてスタートします。
■ STEP2 来客動線シュミレーション
さて深呼吸したら、次が勝負。
自分がお客様になったつもりで玄関から入り、予想される動き、つまり「来客動線」をシュミレーションしながらチェックしていきます。姑気分でアラ捜ししてみましょう。
■ 来客の目線で1日の動きをシュミレーション
玄関に始まり、靴を脱いでスリッパをはいて・・・廊下から応接間に入って席についたら、座った位置からの目線の先をチェックします。玄関の壁の絵が曲がっていたり、高い所にガラクタが見えていたり、スイッチ周りが黒ずんでいたり・・・。思わぬアラが目に入ります。
トイレと洗面所への道筋もチェックしたら、最後はもう一度玄関へ。玄関ドアの内側は、お客様がホッと一息ついた帰り際こそ色々目につくことも。
※JOMOホームページより引用