ほっとHot Q&A:梅雨時期の草花の対策について

梅雨になると高温多湿と日照不足の悪条件が重なり、病害虫が発生しやすくなります。植物に悪影響が出ないよう、出来る対策を行ないましょう。

●雨の当たらない場所に移動
雨が水やりの代わりになるからと1日中雨に当たる場所に置いていませんか?長時間雨に当たったままにすると、土が水浸しになり、根腐れを起こして植物が枯れてしまいます。そのため、出来るだけ雨の当たらない場所に鉢を移動させましょう。水やりは、表面の土が乾いたら行なうようにしましょう。

●風通しをよくする
多湿になりやすい時期のため、少しでも通気性がよくなるようにしましょう。鉢と鉢の間をあけながら並べるだけでなく、鉢の中でもすき間を作ることが大切です。葉が茂りすぎたところは間引きをしたり、枯れ始めた下葉は取ったりして、すき間を作りましょう。

●マルティングをする
マルティングとは、植物の地表面を覆うことで、ビニールや腐葉土、枯葉などが使われます。病気の元となる強い雨に打たれたときに起こる泥はねにはマルティングが有効です。雨が上がったあとは軽く水をかけて泥を落としましょう。
マルティングは真夏の土の乾燥対策にもなる優れものです。