ほっとHot Q&A:5月の節句の料理や由来について

5月5日は端午の節句で、子供の幸せや健やかな成長を祈る日です。端午の節句で食べられる料理にはそれぞれ意味があります。

◆柏餅
柏は昔から神聖な木とされ、神が宿ると考えられてきました。また、新芽が出ないと古い葉が落ちない特徴があり、「家系が絶えない」子孫繁栄の願いを込めています。

◆粽(ちまき)
粽は、中国の偉大な政治家であり詩人の屈原(くつげん)の命日に由来しています。子供が無事に育つようにとの魔よけや邪気を祓う意味があります。

◆ブリ
大きくなるに従って、名前が変わる縁起の良い出世魚であることから、子供の出世を願って食べられます。

◆カツオ
勝男」にかけています。「勝つ」にかかる食べ物で縁起が良いです。

◆たけのこ
5月が旬の時期でもありますが、すくすくと真っ直ぐ伸びて大きく成長することから縁起をかついでいます。