ほっとHot Q&A:お正月飾りを選ぶポイントについて

年の瀬が近づいてくると、ホームセンターなどでさまざまなお正月飾りが販売されています。中でも正月注連飾りは、値段やサイズがいろいろあり、どれを飾ればよいか迷ってしまいます。そんな豊富なお飾りからご自宅に合ったものは選べているでしょうか?正月飾りは、お正月に歳神様を迎える準備ができたことを表す重要なものです。意味を知って、ご自身にあったお飾りを選ぶようにしましょう。

●正月注連飾りのポイント
正月注連飾りは、稲わらの注連縄を中心に、さまざまな飾り物を組み合わせて作られています。このお飾りは、大きさ・値段・形によってご利益に差がつくことはありません。大切なのは、付いてる飾りです。それぞれに意味があり、何を願うかによって選ぶようにしましょう。主な飾りの意味は以下の通りです。
裏白:不老長寿
紙垂(かみしで):豊作や魔除け
水引:縁結び
:出世
鶴亀:長寿
海老:長寿
:繁栄
:魔除け
:家が栄える
ゆずり葉:子孫繁栄
南天:難を転じて福となす
正月注連飾りは、今年の幸せや願いを込めて飾るもののため、願いは多いだけよいとされています。また、先程も紹介しましたがサイズでご利益の差はありません。飾る場所に合わせたサイズを選ぶようにしましょう。

この飾りは、もともとは神社がしめ縄を張りめぐらせるのと同様に、自分の家が歳神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所であることを示すために始まったものとされています。結界として施すことで、内側が清らかな場所となり、魔除けにもなります。
2023年はどんな1年にしたいのか・・・願いに合わせた飾りを選んでみてはいかがでしょうか?