道の駅　玉露の里
京都の宇治、福岡の八女と並び、玉露の日本三大産地である藤枝市岡部町朝比奈にあるお茶をテーマにした道の駅が「玉露の里」です。自然に囲まれた玉露の里には、朝比奈地区で採れた茶葉を使用した高級な玉露や抹茶が手軽に味わえる茶室、数寄屋造のお食事処があります。

茶室「瓢月亭(ひょうげつてい)」では、椅子席や広縁のある茶室などがあり、お茶の作法を知らない人や正座が苦手な人でも気軽にお茶を楽しめます。高級玉露・抹茶のお点前体験(510円・茶菓子付き)は外国人観光客にも大人気。茶室からは四季折々の美しい自然の風景が眺められ、日本情緒たっぷりの空間が広がります。

川を挟んだ向かい側の「茶の華亭」には、玉露や地元の食材を取り入れた料理が楽しめるお食事処と、地元産の玉露をはじめ、新鮮な農産物、茶菓子や茶器など、さまざまなおみやげを販売している物産館があります。
玉露の里はお花見スポットとしても有名です。これからの時期、「瓢月亭」の窓から桜並木を眺めながら、お花見を楽しめます。朝比奈川と満開の桜並木の取り合わせは美しく、並木の脇でお花見を楽しむ人々もいるほど。4月には「玉露の里　春まつり」が開かれ、たけのこ汁の無料サービスなどがあります。

おかべ焼きそば
藤枝市のご当地B級グルメとして知られている「おかべ焼きそば」は、岡部町商工会によって開発されました。この「おかべ焼きそば」は玉露パウダーを練り込んだ麺を使う、肉は入れない、味付けは和風ダレが特徴で、さっぱりとした味わいです。

「おかべ焼きそば」生みの親である“ゆとり庵”では、岡部の特産品である玉露を使用した麺に、たけのこ、しいたけ、にんじん、レタスを使用し、味付けは塩だれ。また錦糸卵、かつお節、紅しょうがをトッピングしています。

使う食材や和風ダレの味を変える事で各店舗の特色を出しています。

ほのかな玉露の風味の「おかべ焼きそば」。
藤枝市を訪れた際はぜひご賞味ください。