名称 | ボルドー(フランス南西部の中心的な都市) |
人口 | 約24万人 |
面積 | 約49km² |
言語 | フランス語 |
通貨 | ユーロ |
時差 | -8時間。3月最終日曜日~10月最終日曜日はサマータイムとなり、-7時間。 |
気候 | 日本と同じく四季がある。海洋性気候に属し、年間を通して温暖かつ降雨量が多いため、ワイン用ブドウを栽培するのに適している。 3~5月が春にあたる。まだ肌寒く長袖シャツに薄手のジャケットやパーカーなどがあると安心。日本の春の服装で過ごせる。 6~8月が夏にあたる。長袖シャツ1枚でも快適に過ごせるようになる。真夏でも暑さが厳しくなることは少ない。日差しが強いため、紫外線対策や日焼け対策は必須。 9~11月が秋にあたる。日本より1か月ほど早く秋が訪れる。朝晩は涼しく感じる日が多くなるため、長袖シャツや薄手のジャケットがあると良い。 12~2月が冬にあたる。氷点下になることがほとんどなく比較的温暖。ニットやセーターに厚手のコートなどで過ごせる。 |
日本からのアクセス | 直行便は運航していない。パリ経由で向かうのが一般的。総飛行時間は約16~18時間。 |
ブルス広場
18世紀に20年の歳月をかけて造られた広場。ボルドーの繁栄のシンボル。完成当時は騎馬像が飾られていたが、現在は三美神の噴水が置かれている。世界最大の水鏡「ミロワール・ドー」があり、写真スポットとしても人気。石の隙間から水が溢れるようになっていて、水鏡に反射したり、霧に包まれたりする。夜には、宮殿や美術館の照明の光も反射するため、幻想的な風景を楽しめる。
グラン・テアトル
ボルドーの中心部でひときわ目をひく優雅な建物で、1780年に完成したボルドー国立歌劇場。ヴェルサイユやトリノの歌劇場と並び、世界で最も美しい18世紀のホール。内装の細かな装飾には、青、白、金色とフランス王族を表す色が使われている。バレエやオペラなどを楽しむのもボルドーならでは。公演によって日時は変わるが、見学ガイドツアーがある。
カヌレ
日本でもよく見かけるカヌレは、ボルドー地方の伝統的なお菓子。しかし歴史は謎に包まれている。正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」。“カヌレ”はフランス語で「溝のついた」という意味がある。ボルドーで有名な赤ワイン製造の過程で、大量に余った卵黄をお菓子に使えないかと考えた末に生まれたとされている。外はカリカリ、中はしっとりとした生地が特徴。
クーロンヌボルドレーズ
ボルドー地方の伝統的なパン。「クーロンヌ」は“王冠”を意味し、丸いパンを薄い生地で包むように成形することで、王冠のような見た目になる。ライ麦などが配合されたカンパーニュ生地で作られている。エピファニーと呼ばれる公現祭の時期に食べられる。蓋のような部分はバリバリとハードな食感、下の丸い部分はもっちりとした食感。バラの花にも見えるため「クーロンヌロザス」と呼ばれることも。