名称 | アントワープ(ベルギー王国第2の都市・ベルギー北部にあるフランダース地方最大の都市) |
人口 | 約53万人 |
面積 | 約205km² |
言語 | オランダ語、フランス語、ドイツ語 |
通貨 | ユーロ |
時差 | -8時間。3月最終日曜~10月最終日曜前の土曜は、サマータイムとなり、-7時間。 |
気候 | 西岸海洋性気候に属し、日本と同様に四季がある。年間を通して涼しいが、小雨が多く天気が変わりやすい。 3~5月は春にあたる。4月から少しずつ暖かくなる。春先は寒いため、ニットがあると良い。朝晩は冷えるので羽織るものがあるとよい。 6~8月は夏にあたる。7~8月は最も気温が高くなるが、平均最高気温が約22℃で、日本より乾燥しているため過ごしやすい。長袖シャツや着脱しやすい服装がよい。朝晩の冷え対策に上着があるとよい。 9~11月は秋にあたる。11月からは寒くなるため、ニットが必要。朝晩は寒いためアウターがあると良い。 12~2月は冬にあたる。日照時間が短く寒くなる。日本の冬と同じような服装で、厚手のニットやアウターなどの防寒着があると良い。 |
日本からのアクセス | 直行便はないため、各空港からブリュッセル国際空港へ行き、そこから電車で移動する。総移動時間は、約12時間30分~16時間。 |
聖母大聖堂
ベルギー最大のゴシック様式の聖堂。1352年から170年余りの歳月をかけて建造された。塔の高さは123mと存在感があり、47個の鐘で構成されるカリヨンをそなえている。1999年に世界遺産登録されている。聖堂内部では、「フランダースの犬」で知られるルーベンスの作品を見ることができる。ほかにも16~17世紀に活躍した巨匠の絵画が飾られている。
アントワープ駅
ベルギー国内だけでなく、フランスやオランダ、ドイツとつながる駅。当初は木造の建物だったが、1905年に今の姿に改築された。鉄道大聖堂とも呼ばれており、世界で最も美しい駅のひとつに数えられている。多くの映画撮影にも使用されており、観光客をはじめたくさんの人でにぎわっている。正面入り口から入ると広場が広がっている。広場の大きな階段や装飾は必見。
ムール貝の白ワイン蒸し
アントワープでは絶品グルメとして出されるムール貝。「ムール・オ・ヴァン・ブラン」と呼ばれ、ムール貝をエシャロットやセロリと一緒にバターで炒めて、白ワインで蒸したもの。ビールで蒸したものや味付けされたものなど、バリエーションはさまざま。フライドポテトが添えられることが多い。一緒に蒸した野菜にムール貝の出汁がたっぷり染み込んでいる。
ワーテルゾーイ
アントワープのあるフランダース地方の郷土料理。野菜、卵、クリームで作るクリーミーさが特徴のシチュー。肉を茹でてその茹で汁に、バターで炒めたにんじん、セロリ、玉ねぎを入れ、クリームと卵を合わせたもの。元々は川魚を使っていたが、現在は鶏肉が主流となっている。「ワーテル」は水、「ゾーイ」はゆでるを意味している。