名称 | リヨン(フランス南東部に位置し、フランス第2の都市) |
人口 | 約51万人 |
面積 | 約47.8km² |
言語 | フランス語 |
通貨 | ユーロ |
時差 | -8時間。3月の最終日曜日~10月の最終日曜日はサマータイムとなり、-7時間。 |
気候 | 西岸海洋性気候と温暖湿潤気候が混在しており、夏は温暖で過ごしやすく、冬は緯度の割に寒さは厳しくない。 3~5月は春にあたり、5月頃から暖かくなる。朝晩の寒暖差があるため、薄手のコートなど調節できる服装がよい。 6~8月は夏にあたり、平均気温が20℃前後で過ごしやすい。日本の夏服で過ごせるが、朝晩は肌寒いこともあるためカーディガンやパーカーなどがあると良い。紫外線も強いため、日焼け対策も必要。 9~11月は秋にあたり、空気が冷たく感じるようになる。初秋は薄手の羽織物で過ごせるが、11月にはセーターやコートなどの冬服が必要。 12~2月は冬にあたり、平均気温が4℃前後になる。雪は時々降る程度。コートやマフラーなど寒さ対策は必須。 |
日本からのアクセス | 日本から直行便の運航はないため、パリやイスタンブールなどの周辺都市や周辺国を経由する必要がある。 総飛行時間は約13時間30分~。 |
古代ローマ劇場
紀元前15年に建造された円形劇場で、壊れることなくきれいな形のままで残っている。劇場の遺跡の中には「ガロ・ロマン文明博物館」がある。この劇場は現在でも使用されており、夏には野外フェスが行われることもある。約1万人を収容でき、フランスでも大規模な野外劇場のひとつ。催し物のない日には、劇場内に入ることもできる。
フルヴィエール・ノートルダム大聖堂
フルヴィエールの丘にある世界遺産で、リヨンで最も代表的な建物。世界でも稀な上下2階建ての構造となっている。1872年から1896年にかけて建設されたバシリカ式教会堂。聖堂を取り巻く4つの塔にはそれぞれ、力、身長、正義、節制の名がつけられている。礼拝堂の屋根上にある金色の聖母マリア像が街を見守っている。大聖堂の横には展望台があり、リヨンの街並みを一望できる。
クネル
リヨンの母たちと呼ばれた女性料理人たちが生み出したといわれている。すりつぶした魚を筒状にし、オーブンで焼いたグラタン料理。コンソメスープに浮かべたり、アメリケーヌソースをかけたりして提供されている。クネルはスフレのようにふわふわとした食感で、濃厚なソースとよく合う。日本の「はんぺん」に似ている。メインディッシュとして食べられており、提供している店舗も多い。
リヨン風サラダ
レストランの前菜やカフェでの食事などで提供される、フランスの2大サラダの1つ。リヨンの名物料理、郷土料理でもある。この材料を入れるという決まりははっきりとしていないが、一般的にはポーチドエッグ、ベーコン、鶏肝、クルトンなどが入っているボリュームのあるサラダ。リヨンではサラダ用タンポポが使われることも多い。