名称 | マラケシュ(モロッコで2番目に古い街) |
人口 | 約93万人 |
面積 | 約230km² |
言語 | アラビア語、ベルベル語 |
通貨 | モロッコ・ディルハム |
時差 | -8時間。サマータイムはない。 |
気候 | マラケシュは年間を通じて気温が高く、夏は40℃を超える日もある。湿度は低いため、日陰に入ると涼しく感じる。 3~5月は、春のような気候。比較的乾燥しており、一日の寒暖差も大きいため、着脱しやすい服装が良い。 6~9月は夏のような気候。雨がほとんど降らないため、非常に乾燥している。朝晩は冷えることもあるため薄手のカーディガンなどがあるとよい。 10~11月は秋のような気候。一日の寒暖差が大きくなるため、冬服などがあると安心。 12~2月は冬のような気候。氷点下になる日は少ないが、ダウンジャケットやコートなどの防寒具があると安心。 |
日本からのアクセス | 直行便は運航していないため、ヨーロッパや中東などで乗り換えが必要。総飛行時間は約18時間~。 |
マジョレル庭園
フランスの画家であるジャック・マジョレルが造園し、フランスのデザイナー、イヴ・サン=ローランが愛した庭園。イヴ・サン=ローランの美術館が併設されている。マジョレルブルーと呼ばれる青が特徴的な建物がある。世界各国の植物やサボテンもあり、異国情緒あふれる風景が楽しめる。常に多くの観光客でにぎわっている。カフェやショップも併設されている。
クトゥビーヤ・モスク
マラケシュのシンボルでもあるモスク。約70mの高さを誇る塔はミナレットと呼ばれ、側面全てに異なる装飾が施されている。モスクは現在も使われており、イスラム教徒以外の人は内部を見学することはできない。夜にはライトアップがされる。庭園が隣接されており、そこからの眺めは圧巻。マラケシュでは道に迷いやすいが、方向を確認するために目印にする観光客が多い。
ハリラ
家庭や屋台、レストランなどで食べられている伝統的な日常食。胃に負担をかけにくいが、腹持ちがよく、栄養豊富なことから、ラマダンと呼ばれる断食明けによく飲まれている。家庭や店舗によって使用する食材や味付けなどは異なるが、野菜と豆を使い、とろみのあるスープが特徴。日本の味噌汁のような存在。家庭によっては特別なお祝いの料理としてふるまうこともある。
クスクス
モロッコを代表する料理の1つ。「クスクス」は小麦粉に水を含ませ、そぼろ状にした粒状のパスタで世界最小のパスタと言われている。レーズン入りのクスクスが多く、バターミルクを一緒に提供されることも多い。世界で広く食されているが、モロッコではクスクスの上にタジン鍋で調理された肉や野菜などが一緒に盛り付けられることが多い。