名称 | 北京(中華人民共和国の首都) |
人口 | 約2,180万人 |
面積 | 約16,410km² |
言語 | 漢語(中国語) |
通貨 | 元 |
時差 | -1時間。中国全土で北京を基準とした統一時間を採用。サマータイムはない。 |
気候 | 日本と同様に四季がある。 3~5月が春にあたる。気温の変化が大きいため、コートなどを準備しておくとよい。また、黄砂や柳の綿が飛ぶため、マスクがあると安心。 6~8月が夏にあたる。昼の気温が例年35℃近くになるが、空気がカラッとしているためムシムシした暑さではない。半袖で過ごせるが紫外線対策としても上着があるとよい。1年の中で最も降水量が多いため、雨具があると安心。 9~11月が秋にあたる。徐々に肌寒い日が増えてくる。ジャケットなど、羽織るものがあるとよい。 12~2月が冬にあたる。厳しい冬のため、日本以上の防寒対策が必要。厚手のコートやダウンジャケットなどは必須。 |
日本からのアクセス | 新千歳・成田・羽田・中部・関西・那覇空港から直行便が運航している。飛行時間は約4時間。 |
万里の長城
中国でもトップクラスの観光スポット。“世界の七不思議”にも数えられている。1987年に中国で初めての世界遺産に登録された。最新の調査で総延長が約21,200kmであると発表された。秦の始皇帝時代から築かれ始めたとされ、北から攻めて来る騎馬民族の襲撃に備えるために造られた。保存状態の良い八達嶺が観光ツアーの定番。麓には博物館やレストランもある。
天壇公園(ティエンタンゴンユェン)
1420年に造営したもので、明清代の皇帝が天に祈祷を行なった神聖な場所。天壇は現存する祭祀建造物の中では中国最大級の大きさを誇り、「オールドペキン」のシンボルと称されている。かつて天壇は一般人の立ち入りが禁じられていたが、現在は公園として整備され、自由に見学できる。公園全体の広さが東京ドーム58個分。1998年に世界遺産に指定された。
北京ダック
北京料理の代表ともいえる料理。味付けしたアヒルをまるごと焼き上げ、切った肉をきゅうりなどとともに、カオヤーピンと呼ばれる薄い皮で包んで食べる。皮だけを食べるものだと思われがちだが、本場では肉厚にカットするのがスタンダード。肉の切り分けはお客様の目の前で行うスタイルが多く、目でも楽しむことができる。もともとは中国の宮廷料理だったが、今は庶民の味としても親しまれている。
涮羊肉(シュワンヤンロウ)
日本の「しゃぶしゃぶ」の原型となった羊肉のしゃぶしゃぶ。「シュワン」は水や湯の中ですすぐ、「ヤンロウ」は羊肉という意味。モンゴルにルーツがある料理だが、今では北京名物として知れ渡っている。干し貝柱や干しエビの出汁に香辛料をいれたスープに、さっとくぐらせ、ほんのりピンク色のお肉を、ごまだれにつけて食べる。羊肉をもっとも美味しく食べる調理法の一つ。