名称 | リスボン(ポルトガル共和国の首都) |
人口 | 約54万人 |
面積 | 約85㎢ |
言語 | ポルトガル語 |
通貨 | ユーロ |
時差 | -9時間。3月最終日曜日~10月最終日曜日はサマータイムとなり、-8時間。 |
気候 | 海洋性気候に属しており、年間を通して比較的温暖な気候で、緩やかな四季がある。 春は比較的穏やかな気候だが不安定。雨が降る時も多いため雨具があると安心。 夏はかなり暑くなるが湿度が低いため過ごしやすい。日本に比べて朝晩は涼しい。 秋は気温の変動が大きいため着脱しやすい服装が便利。朝晩の寒さ対策にカーディガンなどがあると良い。 冬は雨季に入るが、晴れ間もある。気温は日本に比べて暖かいため、薄手のコートで十分。 |
日本からのアクセス | 直行便はないのでヨーロッパ主要都市を経由する必要がある。 総飛行時間は17~20時間程度。 |
サンタ・ジュスタのエレベーター
リスボン随一の繁華街のランドマークになっている高さ45mの巨大鉄塔。1900~1902年に勾配差のある地区を結ぶための市民の足として造られたもの。現在は展望デッキから街並みが一望できることもあり、観光客に大人気で週末には長蛇の列ができるほど。パリのエッフェル塔を設計した建築家の弟子によって造られたネオ・ゴシック様式のエレベーター。
ジェロニモス修道院
16世紀初頭の着工から300年以上の期間をかけて完成した白亜の大寺院。ヴァスコ・ダ・ガマが海外遠征で得た莫大な富をつぎ込んで建てられたもの。中にはヴァスコ・ダ・ガマの功績を称え、柩が安置されている。マヌエル様式の最高傑作ともされる修道院は、宮殿のような豪華さと美しさを持ち合わせている。1983年に世界遺産に登録された。
パステル・デ・ナタ
ポルトガルの国民的おやつで、日本でも人気のエッグタルトのルーツとなったもの。自由主義革命によって、ジェロニモス修道院が閉鎖したことで追放された修道士たちが生きる糧として、修道院で伝承されていた「パステル・デ・ナタ」を作って売ったことが始まりと言われている。サクサクのパイ生地に、とろ~っとした濃厚カスタードが絶品。リスボンにしかない専門店は行列ができるほどの人気。
パスティシュ・デ・バカリャウ
海洋国であるポルトガルでは、保存食「干しダラ(バカリャウ)」を使った料理がポピュラーとなっている。365通りあるともいわれる干しダラ料理の1つで、国民食にもなっている干しダラのコロッケ。家庭やカフェなどでも作られており、リスボンには専門店があるほど。小腹がすいた時や、朝食代わりに売店で買うなど、手軽に食べられている。