名称 | ニューデリー(インド共和国の首都) |
人口 | 約2,570万人 |
面積 | 約1,480㎢ |
言語 | ヒンディー語、英語 |
通貨 | インド・ルピー |
時差 | -3時間30分 |
気候 | 北部にあるニューデリーは気温差の激しい街。 10~2月は乾季で観光にはベストシーズン。 朝晩冷え込むため、薄手のダウンやコートなどが必要。 3~6月は暑季となる。 連日40℃を超え、50℃近くなることもある。 日差しも強いため、サングラスやストールなどがあると良い。 7~9月は雨季となる。 1日に何度かあるスコール対策として折り畳み傘があると良い。 |
日本からのアクセス | 羽田・成田空港から直行便が運航している。飛行時間は約9時間30分~10時間30分。 日本へ戻る時は偏西風の影響で約7時間50分~8時間30分と短くなる。 |
クトゥブ・ミナール
1200年頃に初のイスラム王朝を開いたことを記念して建てられた。クトゥブ・ミナールと周辺の建築物は世界文化遺産に登録されている。イスラム様式とヒンドゥー様式が混在した独特の様式が特徴。純度ほぼ100%の鉄で作られた塔の高さは約72.5mと高く、ほとんど錆びていない。破壊したヒンドゥー寺院の石材を使用しているため、偶像崇拝を認めないイスラームながら、回廊などに人や動物などが彫り込まれている。
フマユーン廟
ムガール朝の第2代皇帝であるフマユーンの霊廟で、妃が急死した夫を悼み、約10年の歳月をかけて作らせたもの。1993年に世界遺産に登録された。赤砂岩と白大理石の組み合わせは、それまでのインドにはなかった建築物だった。イスラムの建築様式とインドの建築様式が融合したムガル様式の建築で、タージ・マハルに大きな影響を与えたと言われている。
チャパティ
日本では知名度が低いが、インドではナンよりも日常的に食べられている。全粒粉に水や塩を混ぜて、薄く延ばして鉄板で焼いた薄焼きパン。ガレットのようなイメージで、家庭で作って食べられている。インドではナンの原料である精製された小麦粉が高級品であることからチャパティを日常的に食べている。チャパティを焼けることは花嫁修業の一環と捉えられている。
チャイ
日本でも知られる「チャイ」は、インドでは日常的に飲まれている紅茶の飲み方。カルダモン、シナモン、ジンジャーなどさまざまなスパイスを入れて作るチャイは、家庭によって配合のバランスなどが異なるため、「おふくろの味」ともいわれている。19世紀頃、茶葉をミルクと砂糖で煮出し、生活に欠かせないスパイスを一緒に煮込んだことから始まったとされる。