名称 | アテネ(ギリシャ共和国の首都) |
人口 | 約300万人 |
面積 | 約412㎢ |
言語 | ギリシャ語 |
通貨 | ユーロ |
時差 | -7時間。3月の最終日曜日~10月の最終日曜日はサマータイムとなり、-6時間。 |
気候 | 年間を通じて穏やかな気候で、日本のような四季がある。 夏は30度近くまで上がることがあるが、乾燥しているため日陰に入ると涼しく感じられる。 朝晩は肌寒く感じることもあるので、はおるものがあると良い。 冬は5度以下になることはほとんどなく、ヨーロッパ各国の中でも温暖。 一年で最も雨が降りやすく、雨具は必須。春や秋は平均気温が20度前後と比較的過ごしやすい。 |
日本からのアクセス | 日本からの直行便はなく、ヨーロッパや中東などで乗り継ぎが必要。総飛行時間は15~19時間。 |
パルテノン神殿
アクロポリスという小さな丘の上にあるペルシャ戦争の勝利を記念して作られた神殿で、1987年に世界遺産に登録されている。特徴的な柱はエンタシスと呼ばれ、遠くから見てまっすぐに見えるように円柱を下から上にかけて徐々に細くさせたり、真ん中あたりに膨らみを持たせたりしている。キリスト教の大聖堂やイスラム教のモスクとしても使われた歴史があり、鉄板観光スポット。
イロド・アティコス音楽堂
政治家で大富豪だったイロディス・アティコスが亡くなった妻を追悼するために、161年に建設された。イベント時以外は一般公開がされていないが、アクロポリスの丘から内部を見下ろすことができる。夏に行われるフェスティバルの会場の1つとなっており、コンサートやオペラなどを楽しむことができる。舞台幅は左右約35m、観客席は32段で約5,000人を収容できる。幻想的な空間でオペラなどを堪能できると人気。
グリークサラダ
「ギリシャのサラダ」という意味があるグリークサラダは、ギリシャでは定番のサラダ。田舎風サラダとも呼ばれており、余計な味付けは一切していない。きゅうりやトマト、玉ねぎなどの野菜の上に、フェダーチーズをのせ、オリーブオイル、塩、こしょうで味付けしたもの。素材のうまみが凝縮されている。夏の暑い日には、これとパンだけで昼食をすます人もいるほど。
ムサカ
ギリシャの代表的な家庭料理の1つ。オリーブオイルで炒めたじゃがいも、なすとひき肉、ホワイトソースなどを何層にも重ねて焼いたもの。肉も野菜もたっぷり入ったグラタンのようなもので、各家庭やレストランによって作り方が異なる。トルコなどでも食べられるが、ギリシャのムサカは、フランス料理を取り入れた欧州式のもの。作り手の個性が出やすく飽きにくい料理。