ブリ+かぶ

<ブリの栄養素>
この時期に旬を迎えるブリは、青魚の特徴的な栄養素であるEPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)の不飽和脂肪酸が含まれています。EPAは、血圧の上昇や血管のつまりを防ぎ、血流を良くする効果が期待できます。また、EPAには悪玉コレステロールを減らすはたらきもあります。EPAと同じく、血流改善に期待できるDHAは、脳梗塞や心筋梗塞などの病気のリスク軽減にも役立ちます。さらに、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEも含まれているので、抗酸化作用により体内で発生する活性酸素から体を守る効果も期待できます。

<かぶの栄養素>
かぶは根菜類の1つで、ビタミンCをはじめとしたさまざまな栄養素を含む優れた食材です。ビタミンCは、細胞と細胞を結ぶコラーゲンを作るために必要な栄養素で、皮膚の健康維持に役立ち、美容ビタミンとも呼ばれています。また、かぶには抗酸化作用があり、活性酵素の働きを抑え、血管疾患の予防や免疫力を上げる効果があります。ビタミンCと協力関係にあるビタミンEも含まれているので、強い抗酸化作用に加えて、コレステロールの酸化を防ぎ、血流を良くする効果にも期待できます。

どちらの食材も、身体の酸化を抑制する効果がある抗酸化作用が含まれているので、身体の劣化を防ぐ効果に期待できます。