<さつまいもの栄養素>
ホクホクした食感と甘みで、おかずからスイーツまでさまざまな場面で人気のさつまいもは、いも類の中でも腸内環境を整える効果が期待できる食物繊維が最も豊富に含まれています。また、体内の余分な塩分を排出する効果があるといわれるカリウムも含まれ、高血圧予防が期待できます。また、抗酸化作用が高く、がん予防効果があるビタミンEと、免疫力を高めて発がんリスクを低下させる効果があるとされるビタミンCの両方を兼ね備えており、相乗効果が期待できます。
<ごぼうの栄養素>
世界でも日本や台湾だけで食べられるとされているごぼうは、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果が高い野菜です。ごぼうには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のどちらも豊富に含まれており、いずれも血中コレステロール値を下げる効果があるとされています。不溶性食物繊維の一種であるリグニンは、発がん性物質を吸収して排出する働きがあるといわれており、大腸がん予防効果が期待できる栄養素です。水溶性食物繊維の一種であるイヌリンは、糖を吸収しにくくする働きがあり、糖尿病予防が期待できます。
ごぼうは食物繊維を含むほかの食材と相性がよく、どちらにもがん予防効果があるとされる栄養素が含まれているため、組み合わせることで相乗効果が期待できます。