とうもろこし+モロヘイヤ

<とうもろこしの栄養素>
米や小麦のように主食にしている国もあるほど、高カロリーな野菜です。しかし、とうもろこしには、ビタミンB1・B2・Eカリウム食物繊維などがバランスよく含まれています。中でも不溶性食物繊維のセルロースは、腸内環境を整えて便通を良くする働きがあるといわれており、さつまいもの約4倍含まれています。また、コレステロールを下げる効果があるリノール酸も多く含まれています。

<モロヘイヤの栄養素>
「王様の野菜」とも呼ばれるモロヘイヤは、緑黄色野菜のなかでもカロテンカルシウムの含有量はトップクラスです。抗酸化作用のあるβカロテンビタミンCビタミンEや、便通をよくする働きがある食物繊維が豊富に含まれています。腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善してくれるため、便秘の改善に役立ちます。また食物繊維には、血糖値の上昇をゆるやかにし、コレステロールやナトリウムを排出する作用もあるとされており、生活習慣病予防の効果も期待できます。

食物繊維には2種類あり、とうもろこしには不溶性、モロヘイヤには不溶性と水溶性が含まれています。それぞれの食物繊維をバランスよく摂取することで、便秘解消に効果が期待できます。ちなみに理想的なバランスは「不溶性2:水溶性1」です。