<玉ねぎの栄養素>
玉ねぎの独特のにおいと辛さの原因となるのが硫化アリルです。この硫化アリルは血行をよくし、血流をサラサラにする効果が期待でき、心筋梗塞予防や高血圧予防になります。硫化アリルは調理で損失しやすいが、切ってから15分以上置いて、空気に触れさせると玉ねぎ内の酵素が十分に働き硫化アリルを効率よく摂取することができます。他にも血管を丈夫にしなやかにするために有用なケルセチンも多く含まれており、高血圧や動脈硬化予防にも役立つといわれています。
<えのきたけの栄養素>
えのきたけには、神経の興奮を鎮めて腎臓や肝臓の働きを活発にする効果があり、血圧や神経の安定に役立つギャバが豊富に含まれています。他にも、身体の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみや血圧予防に効果のあるカリウム、腸内環境を整えてくれる食物繊維、疲労回復効果が期待できるビタミンB1など、健康維持に役立つうれしい効果のある栄養素が豊富に含まれています。
玉ねぎとえのきたけには、それぞれ高血圧予防に効果があるとされる栄養素が多く含まれています。一緒に摂取することで、それぞれの効果をより効率よく得ることができます。