ほうれん草+牡蠣

<ほうれん草の栄養素>
ほうれん草は緑黄色野菜のなかでも抜群の栄養価を誇る野菜です。貧血予防に欠かせない鉄分は牛レバーに匹敵するほど含まれていたり、血行を改善するとされるビタミンEや糖質や脂質、たんぱく質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB2などが豊富に含まれています。また、免疫力を高める効果などがあるビタミンCは、旬を迎える冬場の方が夏場の約3倍含まれています。

<牡蠣の栄養素>
牡蠣には鉄分カリウムなどの無機質、各種ビタミン類が多く含まれており、海のミルクと言われています。鉄は吸収の良いヘム鉄が多く含まれているため、貧血予防に効果があるとされています。また、鉄には体温を維持する保温効果もあり、冷え性にも効果が期待できます。

ほうれん草と牡蠣には、それぞれ貧血予防に必要となる栄養素が含まれており、一緒に摂取することで、より効果を期待することができます。また鉄はビタミンCの吸収率を高めてくれるため、相性のよい食べ合わせと言えます。