内房(うつぶさ)たけのこ

四方を山々に囲まれ、美しい川の流れる富士宮市の内房地区では、「内房たけのこ」が生産されています。内房の土は粘土質の赤土で、たけのこの生産に最適と言われています。2月中旬から4月下旬にかけて収穫され、直売所などで販売されます。

<特徴>
内房たけのこは、柔らかくてアクが少ない上品な味が特徴です。アクが少ないため、生のまま刺身で食べられるほどで、県外でもブランド食材として人気を集めています。2018年には「しずおか食セレクション」の認定を受けています。

<栄養>
たけのこには便秘や大腸がんなどの予防に効果があるとされている不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。
茹でたたけのこに付着している白い物質はアミノ酸の一種であるチロシンで、ホルモンバランスを整えたり、やる気を向上させたりする効果があるといわれています。