3月21日から漁が解禁されたイワシの稚魚はしらすと呼ばれ、静岡県は、愛知県・兵庫県と並んで、三大産地と呼ばれています。静岡のしらすは9月にかけて旬を迎え、遠州灘から駿河湾で漁が行なわれます。御前崎の「お刺身用冷凍生しらす」や富士市の「富士山しらす」は「しずおか食セレクション」にも認定されています。
<特徴>
漁場の1つである駿河湾は、日本一の深さを誇り、富士山の雪解け水が注ぐ、山と深海の恵みが出会う栄養豊かな海です。鮮度が命のしらす漁は、漁場が漁港から近いため、獲れたてピチピチ、プリプリの食感で味わうことができるのが特徴です。
<栄養>
しらすはカルシウムを始め栄養素が豊富で、身体にいい食材とされています。骨の成長や維持に欠かす事のできないカルシウムは、骨粗しょう症や動脈硬化、高血圧などを予防する効果が期待できます。
また核酸には、肌から分泌される皮脂量をコントロールする働きもあり、適量を摂取することで美肌にも効果があるといわれています。