「あさはた蓮根」は静岡市葵区にある竜爪山(りゅうそうざん)のふもとに広がる麻機(あさはた)地区で生産されています。昔の水生生物が堆積してできた蓮根田は、フカフカしていて栄養分に富んでいます。徳川家康公も好んで食したという逸話が残る上質な蓮根です。9月下旬から3月頃にかけて、1本1本丁寧に手で掘り上げられ、出荷されます。
<特徴>
シャキッとした食感、糸を引くほどの粘りが特徴です。細身で、他の地域の蓮根に比べると節々のくびれがはっきりとし、ふっくら丸々とした形状をしています。水分の蒸散を防ぎ、鮮度を保つために「泥付き」で出荷しています。
<栄養>
れんこんは古くから薬用として食べられていました。ビタミンCが非常に豊富に含まれ、疲労回復、風邪予防、ガン予防、老化防止に効果があるとされています。また、不溶性の食物繊維があり、便通をよくする他にも、動脈硬化や高血圧予防などが期待できます。