明治時代から続く枝豆産地の清水区駒越・三保地区では、温暖な気候を利用して、清水の枝豆である「フジエス枝豆」を日本で唯一、通年栽培・出荷を行なっています。豊かな旨味と風味、高級感から料亭などでも使用されている枝豆です。
<特徴>
冬でも温暖な気候を利用し、ハウス栽培をすることで1年通して栽培・出荷されています。中でも12月~4月に生の枝豆が出荷されるのは清水だけです。買ってすぐに食べられるよう、サヤの状態で出荷される枝豆が多いなかで、フジエス枝豆は鮮度保持のために枝付きで出荷されているのが特徴です。露地栽培のものと比べると形状も青々としていて、実がやわらかく甘みがあります。
<効能>
枝豆は大豆の未熟豆のことで、豆と野菜の両方の栄養的利点を持った緑黄色野菜です。たんぱく質が豊富なだけでなく、ビタミン類、食物繊維やカルシウム、鉄分、カリウムなど多くの栄養素があり、栄養不足の解消や疲労回復に効果的です。
また、たんぱく質に含まれるメチオニンはアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるため、飲み過ぎや二日酔いを防止する働きがあります。