うなぎ

今年の夏の「土用の丑の日」は7月30日です。江戸時代に「土用の丑の日」にうなぎを食べると健康になるとの習慣が広まり、現在でも「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が残っています。うなぎはビタミンが豊富で、夏バテ予防・スタミナ回復に効果的です。
うなぎの産地として有名な静岡県は、明治時代からうなぎの養殖が行なわれていて、現在の生産量は鹿児島・愛知・宮崎に次いで4番目です。

<浜名湖>
養鰻に適したミネラルたっぷりの地下水が豊富な浜名湖。うなぎに負担をかけず、長期熟成法の養殖で育てた浜名湖うなぎは、全国でもトップクラスの知名度を誇り、地元はもちろん観光客にも大評判です。

<吉田>
吉田町は古くから浜名湖とともにうなぎの一大生産地として知られてきました。吉田のうなぎは、大井川の豊富な伏流水を利用して養殖されており、養殖時に鰹や鮪などアミノ酸が豊富な魚のアラを餌にするため味が良いことで知られています。

<三島>
日本の名水百選にも選ばれる柿田川湧水群など、三島市周辺は古くから富士山の湧水が流れています。市内のうなぎ屋では、この湧水にうなぎを1週間ほど打たせ、うなぎ特有の臭みや余分な脂を落としています。これが三島うなぎのおいしさの秘密です。