今月は、浜松市にある「駅南寺島　居酒屋　鳥ひろ」さんにおじゃましました。こちらは今年の3月に10周年を迎えた、地元の方に愛される大衆居酒屋です。店主が地元に戻って開いたお店ということもあり、常連さんが多く訪れています。駅から近いところにあるため、出張で浜松を訪れた方も足を運ばれています。アットホームなお店の雰囲気から、女性も一人で入りやすく、来た方同士がお酒を交わしながら仲良くなるなんてことも。

「鳥ひろ」さんでは焼き鳥をメインに提供されています。こちらで提供される鶏肉は全て九州産の純赤鶏。この地鶏で作る焼き鳥はその味や食感から多くのお客様が注文されています。焼き鳥はとりネギマ、とりもも、せせり、つくね、ネギなどが人気です。お任せもできますので、迷ったときは店主のおすすめにしてはいかがでしょうか。お店の1番人気メニューは「鶏白レバー(880円＋税)」。お酒とも相性が良い自慢の一品です。店主のおすすめは「赤鶏のたたき(800円＋税・写真右)」。たたきや焼き鳥などは、炭火で焼き上げています。炭火で外はカリっと、中はふわっと仕上がるので、とても美味しくいただけます。また炭火料理の香ばしい香りが食欲をそそります。この炭火の香りはお店に入る前から感じられました。この香りに吸い込まれるようにしてお店を訪れる方もいるのではないでしょうか。

鶏肉以外にも、海鮮系もおすすめです。おじゃました日は、蟹と御前崎の生しらすが入っていました。こちらの海鮮は良いものが水揚げされると店主自ら市場へ出向くそうで、その種類は日によって変わります。旬のものが日替わりで楽しめることから、常連さんたちが通いつめる理由が分かる気がします。

他にもお酒のつまみとなるメニューから、浜松のB級グルメ「遠州焼き」、さらには〆にぴったりのラーメンまで、幅広く提供されています。

常連さんたちは一升瓶で焼酎をキープされています。こちらは1本3,500円＋税。駅周辺のお店でこの価格は驚きです！この価格はオープン以来、一度も変わっていません。焼酎の銘柄は麦なら二階堂、芋なら霧島が人気。確かにキープされている瓶のほとんどがこの銘柄でした。

店内は少しずつ昭和レトロな雰囲気に変更予定。駄菓子コーナーを置くなど、周りの居酒屋にはない試みを模索されています。変わりゆく店内の雰囲気を楽しむのもいいですね。メニューも昭和っぽいものへ徐々に変更されていくとのことですので、今人気の昭和レトロな雰囲気を楽しみたい方はぜひ！

「鳥ひろ」さんでは、ご予約も受け付けされています。席のみの予約であれば当日でも対応していただけます。宴会の場合は2日前くらいまでにご予約をお願い致します。人数や金額など、要望に合わせて対応してくださいますが、人気の宴会は飲み放題付きで4,000円くらい。駅も近いので、お店探し中の幹事さん、おすすめですよ～。

お店は店主がお一人で切り盛りされていますので、混雑時などはお待たせしてしまうこともあります。予めご了承ください。
浜松の中心部から少し離れて、しっぽりとお酒を楽しむ・・・そんな時間が過ごせる「駅南寺島　居酒屋　鳥ひろ」さん。昭和レトロな雰囲気で夜を楽しみたい方はぜひ!!

取材：みづき