今月は、藤枝市の「駿河あきん亭」さんにおじゃましました。店主の鈴木さんは岐阜県瑞浪市で行列のできる人気店「あきん亭」で修業し、朝ラー発祥の地・藤枝に昨年9月、お店をOPEN。

清潔感のある店内はカウンター5席、4人掛けテーブルが5つ。明るく広々としていてゆったりと食事が楽しめるので、女性同士や家族連れにもオススメ。駐車スペースが広いのもうれしいですね。
基本のスープは1種類というこだわりの自信作。数種類の醤油を絶妙にブレンドしたスープは、ホタテエキスが隠し味。コクがあるのにあっさりしていて飽きのこない美味しさなので、スープを飲み干すお客様がほとんど。ご年配のお客様が多いというのも納得です。

一番人気は「あきんめん(750円)」。人気の秘密はなんといっても自家製厚切りチャーシュー。数時間かけてじっくり煮込まれたチャーシューがどどーんと5枚、その分厚さにみんな驚きます！

このチャーシューの量の違いにより「かるめん(690円・写真左)」「チャーシューめん(1000円・写真右)」もあります。
かるめんはチャーシューが2枚。厚切りなので2枚でも十分なボリューム。煮卵はトッピングで100円です。チャーシューめんに至ってはなんとチャーシューが200g以上入っているので覚悟の上でご注文を（笑）。
でもこのチャーシュー、脂の甘みと赤身の旨味のバランスが絶妙で、味付けも濃すぎないのでペロリと完食できちゃうんですよね～。

このチャーシューの端っこ、その名も「チャーシューの端恋われ」がお持ち帰り用・300円で売られています。数量限定・おひとり様1パック限りなので、見かけたときはラッキーですよ。レンジでちょっと温めればお酒やごはんのお供にぴったり。ごはんにたっぷり乗せればチャーシュー丼、細かく刻んでチャーハンに入れたりとアレンジ自在。
自宅で簡単にお店の味が楽しめる「お土産ラーメン(750円)」も好評販売中。
箸で持つとほろっと崩れるくらい柔らかいチャーシューのおいしさは口コミで広まり、「厚切りチャーシューがおいしいって聞いて来ました～」というお客様が増えたそう。
でも店主は、チャーシューだけではなく、スープ、麺、チャーシューのバランスが大切だと話します。
どれも主張しすぎないように全体のバランスを考えて作っているそうです。

そんな店主のこだわりが詰まった極上の一杯を是非ご賞味下さい。

取材：望月