今月は、牧之原市静波海岸近くの観賞魚ショップ「Aqua　Talk」さんにおじゃましました。コンセプトは「ネイチャーアクアリウム」。水草をメインに水槽の中にひとつの自然環境を作り出すというもの。熱帯魚だけでなく水草や微生物などによって作り出された自然環境を部屋の中で眺めてもらいたい、癒しの空間を提供したいと、６年前にお店をOPEN。

店主の大澤さんの作り出すアクアリウムは、まさに芸術作品。澄みわたった水の中に揺れる色鮮やかな水草、その間をゆらゆらと泳ぐきれいな熱帯魚がLED照明に照らされ、神秘的な世界が広がります。

Aqua　Talkさんでは、観賞魚から、水草、えさ、水槽、底床（土）、飼育用品まで、なんでも揃っています。
水槽はオールガラスのフレームレス水槽。この水槽一式揃えると約12～13万円ほど。
さらに実験器具のようなビーカーのようなもの、ハサミ、酸素ボンベなどまであり、「これは何に使うんだろう？」と疑問に思うものがところ狭しと並んでいます。

観賞魚は、体長60cmほどの「シルバーアロワナ」から、1cmほどの「ディープレッドホタルテトラ」まで、大小さまざま。ディープレッドホタルテトラはその名の通り体が赤く染まって尾が光る熱帯魚。他にも、図鑑にも載っていないめずらしい熱帯魚もいるそうですよ。
ネイチャーアクアリウムの愛好家は「アクアリスト」と呼ばれているとのこと。アクアリストたちは、毎年開催されている「世界水草レイアウトコンテスト」という世界的なコンテストに応募するため、長い期間をかけて一つの作品を作り上げているそうです。大澤さんもそんなアクアリストの一人。 観賞魚の飼育や水槽管理など、わからないことは大澤さんが熱心に教えてくれるので安心です。さらに水槽メンテナンスは訪問対応可。
観賞魚の飼育や水草の維持管理などは大変だろうな～と思いますが、水の入れ替えは週に１度、水槽の半分の水を入れ替えればいいそうですよ。

自然が好き、熱帯魚が好き、癒しの空間が欲しい・・・そんなあなたは、ネイチャーアクアリウムの魅力について大澤さんとAqua　Talkしてみては？

取材：望月