道の駅くんま水車の里は、大自然に囲まれてのんびりとした時間が流れる道の駅です。
天竜市街地から阿多古川沿いに上っていくと見えてくるのが「道の駅くんま水車の里」。女性たちの村おこしとして作られた「水車の里」が、平成7年4月、県内で2番目に道の駅に登録され、今年20周年を迎えました。こちらは主にくんまの食が味わえる「食事処かあさんの店」、ぶらっと立ち寄ることができるおみやげ処「物産館ぶらっと」、くんまならではの手作り体験ができる「ふれあいの家」の3施設から成っています。「くんま水車の里」を目的地に訪れ、のんびりと過ごされる方やツーリングやサイクリングの途中に立ち寄る方もいらっしゃいます。取材におじゃました日は、駐車場にバイクと自転車がたくさん止まっていました。
「食事処かあさんの店」では、くんまのかあさんたち自慢のそばを味わうことができます。店内の机や椅子には天竜美林を使用しており、温かみあふれる空間が広がっています。天気が良い日には外のテラスでのお食事もオススメ!豊かな自然とおいしい空気は熊(くんま)ならでは。テラスからは水車小屋を見下ろすことができます。敷地内に加工所があるので、そばはかあさんたちの手打ちそば。どこかなつかしい味わいです。他にも「くんまカレー(800円)」など、くんまのかあさんたちの愛情がたっぷりつまったメニューがたくさんあります。そばや天丼に使用されている舞茸は地元・北遠産の舞茸です。
「物産館ぶらっと」ではくんまの名産を購入することができます。こちらも天竜美林をふんだんに使った建物になっていて、1階の展示場では不定期に写真や絵などの展示会が開催されています。2階のおみやげ処では、加工所で手作りされたみそや漬物、生そばなどが販売されています。手作りなのでもちろん無添加。他にも天竜美林で作られた木工品も販売されています。木のにおいとあたたかみが感じられる品物ばかりです。
熊(くんま)といえば舞茸。北遠産の舞茸はシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。おすすめの食べ方は天ぷら。こちらの舞茸はあっという間になくなってしまうほどの人気商品です。「くんま水車の里」のゆるキャラ「くぅちゃん」グッズも可愛くて癒されます。「くぅちゃん」はLINEスタンプにもなっていますよ~。また、季節限定のソフトクリームや、土日祝のみ五平餅も販売されています。五平餅は串に「くぅちゃん」マークがついていたら当たり!もう1本もらえちゃいます。ボリュームたっぷりの五平餅は1本220円と嬉しい価格。五平餅のお味噌はもちろんこちらで手作りしたものです。
「ふれあいの家」では「そば打ち体験」「五平餅体験」「こんにゃく体験」が楽しめます(全て予約制)。そば打ち体験で打ったそばは「かあさんの店」で食べることができます。そば打ちは30~40分程度で体験できますので、興味がある方はぜひ!
敷地内には他にも「水車小屋」や「水車水辺の里」があります。水車小屋は中が見えるようになっているため、水車の力で動く臼などを見ることができます。また水車水辺の里は阿多古川にかかる里橋や階段状の岸辺など、水辺一帯の公園となっています。階段状の岸辺から阿多古川に降りることができます。川には魚から小さな昆虫まで多くの水辺の生き物が生息しています。
四季折々の美しい自然と出会うことができる熊(くんま)に訪れた際には、道の駅にぜひ立ち寄ってみてはいかがですか?
住所 | 浜松市天竜区熊1976-1 |
TEL | 053-929-0636 |
アクセス | 新東名高速浜松浜北ICから車で約40分 |
駐車場 | 普通車50台、大型車3台、身障者用1台 |
営業 | 夏季(4月~9月)9:00~16:30 冬季(10月~3月)9:00~16:00 食事処は10時から(オーダーストップ15:30) |
定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合は営業、翌日休業) 年末年始(12/28~1/3) |
周辺施設
①ホタルの里・・・車で10分
②熊平オートキャンプ場・・・車で10分
③大栗安の棚田・・・車で30分
④黒滝・・・車で30分
⑤ヒラシロ遺跡・・・車で35分
「舞茸天ぷらそば」(840円)
くんまの元気なおかあさんたちがつくった愛情たっぷりのおそばです。
地元で採れた舞茸の天ぷらがのってボリューム満点です。シャキシャキとした歯ごたえの舞茸をぜひご賞味ください。