年が明け、巳年が始まりました。昨年もご紹介したように干支にはそれぞれ特長があります。今回は、今年の干支“巳”についてご紹介します。
巳年の意味
“巳”という字は、胎児の形を表した象形文字で、子宮が胎児を包んでいる状態を示しています。また、ヘビは脱皮する特性があることから、「再生と誕生」を意味するとも言われています。このようなことから、巳年は、力を蓄えていたものが芽を出す「起点」の年だとされています。実際に過去には、Jリーグ誕生の基礎となった「日本サッカーリーグ」が開幕したり、2020年に開幕予定だった東京五輪が決定したりと、新しいことが始まる年になっています。また、元号が昭和から平成に変わったのも、巳年の出来事です。今年は、大阪で「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の開催が予定されています。
巳年の性格・運勢
性格や運勢についてはさまざまな見解がありますが、多く言われている特徴としては、常に向上心があり、自分の弱点を克服するための努力は怠らないところです。ヘビは執念深いと言われているように、結果が出るまでひたすら頑張り続ける粘り強さがあります。また、頭の回転が速く、効率的に物事進めようとして、その場を仕切る人が多いのも特徴の1つです。一方で、競争意識が高く、負けず嫌いな一面もあります。ひとつのことを追求することで、その分野では右に出る者がいないほどの知識を手に入れることができます。そのため、「名人肌」とも言われるほど、その道のスペシャリストになる人が多いとされています。
巳年と他の干支の相性(あくまで一般的な見解です)
子年:お互いに自分にない部分を補い、尊敬し合うことで、信頼感を持ち、良い関係性になります。
丑年:基本的な性格が異なることが、逆に強い協力関係に発展し合うので、相性が良いです。
寅年:意見が合わず、お互いをライバル視していて仲良くなりにくいため、適度な距離感を保つように意識しましょう。
卯年:気さくな卯年に心を開きやすく、気が合い、安心感をもたらしてくれます。
辰年:好奇心旺盛な辰年を、巳年がフォローすることで、よきパートナーとなります。
巳年:似た者同士で、考えや気持ちを分かち合うことができ、深い関係性が築けます。
午年:お互いの良い面を引き出し、尊重し、ともに成長していくことができます。
未年:打ち解けるまでに時間がかかりますが、深く長く安定した関係を築けます。
申年:飽きっぽい申年と真逆の性格ですが、それをフォローすることで、良い関係性になります。
酉年:行動力がある酉年と考えが似ていて意気投合し、強い協力関係を持つことができます。
戌年:お互いにプライドが高く、打ち解けるのに時間がかかるため、思いやりを持って接するようにしましょう。
亥年:真逆の性格で噛み合わないことが多く、衝突も多いので、仲裁者の役割や間接的な付き合い方が合っています。