夏バテの原因 夏ストレスへの対処法について

暑さで体がだるかったり、疲れやすくなったりする夏バテ。こういった夏バテは、夏特有の「夏ストレス」の影響も受けています。今回は「夏ストレス」についてご紹介します。

夏ストレスとは
照りつけるような暑さやじめじめとした湿気での不快感などは、夏ストレスの要因の一つになります。また夏は、心が開放的になって、夜遅くまで活動することが増えてきます。楽しいことであったとしても、身体にとっては刺激であり、心や身体にはストレスが溜まっていくものです。他にも、夏は多くの人に会うことが多い季節です。帰省で、親戚づきあいがあるなど、気が付かないうちにストレスが溜まってしまうものです。
夏ストレスは、他の季節のストレスと異なり、楽しいこと活発なことが要因になりやすく、ストレスが溜まっているという自覚症状がないことも少なくありません。ストレスを放置していると、体調を崩しやすくなります。そのため、ストレスを自覚し、できるだけコントロールするようにしましょう。

原因と対策
夏は気分が開放的になり、プライベートで無理をすることが増えてしまいます。特に下記のようなことが原因となっている可能性があります。
○涼しい時間帯から活動的になる
日中は暑いため外出を避け、涼しくなった夕方から外出したり、残業をしたりすることで、ストレスが溜まっていってしまいます。
○休日はアクティブな予定ばかり
夏になると音楽フェスや花火大会など、アクティブなイベントが多くなります。オールナイトのイベントに参加すると睡眠が取れないため、体が疲弊します。連日のようにアクティブな活動ばかりしていると、気が付かないうちにストレスを溜めてしまいます。アクティブな活動だけでなく、リラックスした時間も取るようにしましょう。
○人付き合いが増え、お酒を飲む機会が増える
お盆に親戚が集まって供養をしたり、地域の交流などで普段会わない方とあったりと、人付き合いが増える季節です。普段とは違う相手との時間のため、無意識に気を遣っていたり、普段の自分とは少し違う自分を演じてしまったりと、ストレスが溜まってしまうものです。

こういった「夏ストレス」を解消するためには、以下のことに気を付けるようにしましょう。
○ほどほどに楽しむ
夏だからと思い切り楽しむのではなく、ほどほどに楽しむことで、心身が疲れないようにしましょう。
○週1日は休める日を作る
心身を癒すためには、身体をしっかりと休める日を作ることが大切です。予定を入れない1日を作るようにしましょう。
○イベントはメリハリをもって参加
夏のイベントは間をあけて参加したり、義理のお付き合いは時間制限を設けたり、メリハリのある計画を。