年が明け、辰年が始まりました。昨年もご紹介したように干支にはそれぞれ特長があります。今回は、今年の干支“辰”についてご紹介します。
辰年の意味
この“辰”は、架空の動物である辰(竜)を表しています。十二支の中で唯一架空の動物が選ばれています。それは古代中国では竜が実在すると信じられており、人々にとっては身近な存在だったからだと言われています。竜は誰が見ても力強さを持っており、権力の象徴ともされています。そのような力溢れるような年になりやすく、活気づくような年になると言われています。辰年は時代を動かす「変革」や「激動」の年と呼ばれ、過去には東海道新幹線が開業したり、自民党が与党に返り咲いた政権奪還があったりと、大きな出来事が起こっています。今年は新紙幣の発行が予定されています。
辰年の性格・運勢
性格や運勢についてはさまざまな見解がありますが、多く言われているのが、先見の明があり、人の先を行く人が多いです。活動的で行動力もあり、裏表がない性格で、リーダーを任されることも多いのが特徴です。独自の感性で我が道を行き、奇想天外な発想をすることから「天才肌」と呼ばれる人が多いのも特徴です。一方でプライドが高く負けず嫌いな一面もあります。また、熱しやすく冷めやすい一面もありますが、意識的にしていることではないため、周りの人からすれば不快に感じることもあります。
辰年と他の干支の相性(あくまで一般的な見解です)
子年:性格が似通っている部分がたくさんあり、子年が上手くサポートしてくれるため長く付き合うことができるとてもよい相性です。
丑年:知らず知らずにライバル心を燃やして競り合うため、一歩下がって付き合うようにしましょう。
寅年:どことなく似たもの同士のため、共感できることも多くよい相性です。
卯年:内面にどうしても譲れないものがある似たもの同士のため、探り合う関係性になってしまいます。相手の気持ちを理解するようにしましょう。
辰年:自己主張が強い辰年同士のため、相性はよくありません。相手の意見に耳を傾けるようにしましょう。
巳年:辰年のマイペースの良き理解者となってくれるため、よい相性です。
午年:似ているところが多いため、非常によい相性です。
未年:行動的な辰年に対し、大人しい未年が疲れてしまいます。相手のペースに合わせるようにしましょう。
申年:お互いもっていない性格が上手くかみ合います。短所を補い合い、長所を伸ばし合っていけるよい相性です。
酉年:現実的な酉年が、浮足立ちやすい辰年の弱点を補ってくれるため、よい相性です。
戌年:正反対に位置しているため、価値観が合わないです。共通点を見つけるようにしましょう。
亥年:個性的な亥年に対して、辰年が魅力を感じるようであれば、良い相性といえます。