日本三大花火大会と県内の花火大会2023

日本には日本三大○○というものが多く存在します。もちろん花火大会にも存在します。今回は、日本三大花火大会についてと、今年の県内の花火大会についてご紹介します。

日本三大花火大会
日本の夏を彩る花火は、小中規模のものから、スケールの大きなものまで、さまざまな花火大会が各地で開催されています。歴史の長さや規模の大きさ、打ち上げ技術の高さなどから「日本三大花火大会」と呼ばれる3つの大会があります。諸説ありますが、一般的には秋田県大仙市の「全国花火競技大会(大曲の花火)」、茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」、新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」の3つです。どの大会も歴史が長く、例年80万人を超える観客が訪れる大会です。これとは別に、花火師たちが腕を競い合う「日本三大競技花火大会」と呼ばれる大会もあり、こちらは「全国花火競技大会(大曲の花火)」、「土浦全国花火競技大会」に、三重県伊勢市の「伊勢神宮奉納全国花火大会」を合わせた3つが言われています。こちらは競技大会のため、優れた作品には賞が授与されています。どれも一生に一度は見に行きたいと思える大会です。


県内の花火大会2023
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、開催を見送られたり、例年とは異なる内容に変更されたりする可能性がございます。最新の情報は各大会の公式サイトをご確認ください。
○初島花火大会・・・7/9(土)初島第二漁港で開催。熱海から船で30分ほどの距離にある「初島」で開催される唯一の花火大会。約1,200発打ち上げ予定。鑑賞後には熱海行きの臨時便も出航するため、日帰りでも楽しめる。

○伊東温泉「夢花火」・・・7/22(土)、7/29(土)、7/30(日)、7/31(月)、8/4(金)、8/12(土)、8/16(水)、8/17(木)、8/19(土)、8/22(火)、8/26(土)伊東海岸で開催。Part1~Part11に分かれて行われる小規模な花火だが、間近で見られるため、身体に振動が伝わる感覚は大きな花火大会とは違った良さを感じられる。約1,000~1,500発打ち上げられる。

○安倍川花火大会・・・7/22(土)安倍川河川敷で開催。コロナ前とほぼ同規模の約1万5000発打ち上げられる予定。打ち上げ場所は昨年と同様に4か所に分けられる。今回は70回大会という節目の年。桟敷席は台風被害のあった河川敷の復旧次第では見送られる。

○沼津夏まつり・狩野川花火大会・・・7/29(土)、7/30(日)狩野川河川敷で開催。今年は市制100周年を迎えることから、記念したパレードや花火の実施が検討されている。2日間で約1万2000発を打ち上げ予定。前日の28日には灯籠流しが行われる。

○ふくろい遠州の花火・・・7/29(土)原野谷川河川敷親水公園で開催。コロナで開催を見送っていたため、今年は4年ぶりの開催となる。約25,000発打ち上げられる予定。全国から選抜された花火師による最高峰の芸術花火を楽しむことができる。

○土肥サマーフェスティバル海上花火大会・・・8/18(金)、8/19(土)、8/20(日)松原公園で開催。1日約2,000発の花火が打ち上げられる予定。3日間とも趣向を変えた早打ちやスターマインが見られる。各日のフィナーレを飾る大空中ナイアガラは迫力満点。