年が明け、卯年が始まりました。昨年もご紹介したように干支にはそれぞれ特長があります。今回は、今年の干支“卯”についてご紹介します。

卯年の意味
この卯は動物の“兎”を表しています。「卯」という字は左右に開かれた門の形から出来たといわれており、閉じていた門が開き「とび出る」という意味があるとされています。また、その跳び姿から「飛躍」「向上」を象徴するとされています。そのことから景気が上向いたり、回復したりする年とされ、株式市場にとっては相性の良い年回りとして知られています。
また「卯」には、草花が地面を覆っているような状態という意味があります。このことから、新しいことに挑戦するのに最適な年とも言われています。


卯年の性格・運勢
性格や運勢についてはさまざまな見解がありますが、多く言われている特徴としては、もの静かで行儀がよく、上品で繊細なところです。対人関係においては、争いごとを好まない平和主義者のため、周囲の意見を調停する聞き上手な人が多いです。ポジティブ思考と相まって運も味方になる事が多く「強運の持ち主」と呼ばれる人も少なくありません。一方で、自分に危険が生じることを避ける傾向があるため、保身的ともいえます。
仕事面では、商才に長け交渉上手なため若くしてビジネスで成功する人も少なくありません。一方で、人の意見に流されやすく、優柔不断で飽きっぽい一面もあるため、意識的に注意すると成功するとされています。
健康面では、繊細な心の持ち主でもあるため、精神的なダメージを受けやすい一面があります。些細な事で極度に思い悩んだり、心労から胃が痛くなりやすい傾向があるため、注意をするようにしましょう。


卯年と他の干支の相性(あくまで一般的な見解です)
子年：両者とも人懐っこい性格で表面的には仲良くできるが、親交が深まると嫌な点が見えるので要注意です。
丑年：丑年の沈着冷静で真面目という特徴が卯年の欠点をカバーしてくれるため、とても良い相性です。
寅年：頼りがいのある寅年と、お互いが協力しあえるため、非常に良い相性です。
卯年：似たもの同士のため、親密な関係を維持することができ、気が合う良い相性です。
辰年：言動全てが気に入らないと感じることも多く相性は良くないが、卯年が引くことでよい関係を保てます。
巳年：以心伝心ですぐに意気投合できる良い相性です。
午年：普段は仲が良く相性も問題ないが、一度仲違いすると関係修復が困難です。割り切って考えましょう。
未年：卯年との相性が最も良いとされる関係です。お互いの考えが伝わりやすく非常に良い相性です。
申年：基本的な性格が異なりますが、無い部分をカバーできる良い相性です。
酉年：無意識にお互いをライバル視する傾向がありますが、広大な心で接することで関係を良くしていけます。
戌年：心が通じ合える関係で、お互いの良いところを引き出してくれる非常に良い相性です。
亥年：お互い信頼しあえる関係で、居心地の良い関係性を維持できる良い相性です。