食欲の秋!おいしい果物の見分け方

実りの秋と言われるように、秋は旬を迎える食材が多い季節です。
その中から、果物についておいしいものを見分けるポイントをご紹介します。

秋は人気レジャーの一つ、味覚狩りがたくさん行われます。旬の味を楽しめるだけでなく、収穫の楽しさも感じることができる味覚狩りで役に立つおいしい果実の見分け方をご紹介します。

ぶどう:6~10月
粒に張りがあり、潰れや割れのないもので、表面に乾燥や病気を防ぐためにぶどう自身が出す成分の「ブルーム」という白い粉がまんべんなくついているものを選びましょう。枝が茶色く、茎の表面が堅くなり、木の表面のようになっているものが完熟しています。同じ房なら、上のほうが甘いため、下から食べていくと最後までおいしく食べることができます。

梨:7~10月
枝の先から幹に向かって甘味がまわっていくため、枝の先になっている実が甘いといわれています。軸がしっかりとしていて、お尻がふっくらと大きく、重みがあり、適度な硬さのあるものを選びましょう。果皮のざらざらは熟すにつれて減っていくので、ツルツルのものが食べ頃です。色ムラがなく、緑っぽい梨は黄みが強いもの、茶色っぽい梨は色の濃いものを選びましょう。

栗:9~10月
熟して食べ頃になると自然に落ちてきます。イガがしっかりと開いていて、果皮の茶色が濃く、実の表面がつややかで張りがあり、ふっくらとした丸みと重さのあるものを選びましょう。

柿:9~12月
色が濃く、実全体が平均的に色づいているもの、形がよく、大きくて重みがあるものを選びましょう。ヘタがみずみずしく、形がきれいで、果実に張りつくようについていて、ヘタと果実の間に隙間のないものは、虫くいがなくおいしいです。

りんご:9~1月
赤みが強く、お尻が黄色っぽいものを選びましょう。完熟すると花落ち部分に穴が空いたような空洞ができます。見かけよりも重いものは実が詰まっていておいしいです。軸が太いほうがおいしく、同じ品種の場合は大玉よりも中玉のほうが甘いです。

みかん:10~2月
皮の肌のきめが細かく、ヘタが細く枯れたような葉っぱがたくさん付いている木から選びましょう。形は扁平で、重みのあるものがおいしいです。色は濃いものを選びましょう。果皮が薄くてやわらかいほうが甘いです。