毎年梅雨が近づくと肩こりや腰痛がひどくなる・・・そんな方も多いのではないでしょうか。
雨で気分がすっきりしないだけでなく体調を崩してしまうと、憂鬱になってしまいます。
そこで今回は、梅雨に症状が悪化しないために、今からできる対策をご紹介します。
なぜ天気が悪くなると症状が出るの?
腰痛がひどくなったから雨が降るかも・・・というように、自分の体で天気を予想している方もいらっしゃいます。なぜそういったことが可能なのでしょうか。それは天候の変化に伴い、気温、気圧、湿度が変化し、症状が出るからとされています。四季の中で特に注意したいのが、梅雨の入り始めです。気圧や気温が下がり、湿度が上がるこの時期は、自律神経系や免疫系の乱れといった変化が起こりやすいため、肩こりや腰痛を感じることが多いようです。
梅雨前にしておきたい対策
梅雨の入り始めに症状がひどくならないために、今からできる対策がありますので、ご紹介します。
1.食事や睡眠をきちんと取り、生活リズムを整える
人間の体は、温度、湿度、気圧の変化に対して自然と反応し調節をしています。しかし、生活のリズムが崩れ、強いストレス状態が続いている場合は、温度変化などに体が対応できず、腰痛や肩こりを生じやすくなります。そのため十分な睡眠とバランスよい食事で生活リズムで安定させることが大切です。
2.筋肉をほぐしておく
普段から肩こりや腰痛を感じる方は、筋肉や関節症状に効果が望める鍼灸やカイロプラクティックの施術を受けるなど、筋肉の過剰な緊張を改善させておきましょう。現在不調を感じない方でも専門家が診ると兆候が見つかることもあるので、症状の無いうちから施術を受けるのも予防策となります。
3.適度な運動をして血流を改善
不安定な気温や気圧に影響されにくい体作りとして、自律神経系や免疫系の安定が望める適度な運動がオススメです。しかし無理は禁物です。軽いランニングやウォーキングなどを無理のない範囲で行ない、体を芯から温めましょう。
4.体温調節機能を正常に保つ
体温調節機能が低下すると、自律神経失調による肩こりや血行不良につながります。汗をかいたらしっかりと拭き取ったり、屋外と室内の温度差があるときは衣類で調整したりと、気温差が小さくなるように保ちましょう。
梅雨に症状を悪化させないために、今から対策をし、肩こりや腰痛に悩まない梅雨を過ごしたいですね。