冷蔵庫の掃除をしたら、奥のほうから賞味期限切れの食品がたくさん出てきた…そんな経験はありませんか?
ワードローブも同じです。「いつか着るかも」で取っておいても、ほとんどはタンスの肥やしになっています。
風通しも悪いですよね。ジメジメする梅雨前に思い切って衣類のリストラをしましょう。
まずはペンとメモ用紙を用意。
アイテムごとに正の字を書きながら作業を進めていきます。そのリストを眺めてみると、自分のワードローブの変化や傾向が見え、これから買い足す場合はどんなアイテムを強化して、どれを外すべきかが見えてきます。
実際に、日本ガス興業社員のリストラした衣類のリストを参考までに挙げてみました。
以上の衣類をリストラした結果。ハンガーパイプ1m分が空きました。
さらに引き出し収納ケース2台分が空になった状態。
というわけで、収納スペースに余裕ができ、狙い通り通気性の良い状況になったのです。
決断する順番
まず、タンスや引き出しの中に収納されている衣類を、部屋のスペースに応じて取り出し、リストラの作業に入ります。
作業1.まずは心を決めやすいモノから手をつける。
・シミや変色があったり布地の傷み度合いが目立つ
・サイズが合わない
これらは手に取ったら5秒で、あらかじめ用意したゴミ袋か段ボールに入れます。じっくり眺めて考えたりせず、瞬発力で判断してください。大切なのは一目で見きるスピード感。そのリズムに乗り始めると、今までそれらの不用な衣類に対して抱いていたこだわりをスイスイ振り切ることができます。
そんな弾みがついてきたところでいよいよリストラの核心へ。
作業2.見切るタイミングを逃して今まで引きずってきてしまったものをリストラする。
捨てられなかった理由は
・高かったから
・どこも傷んでいないから
・いつか着られるかも
・殆ど着ていないから
・あの時に着た服だから などです。
これまではこうした気持ちを大切にしていたのですが、リストラが進むと考え方にも変化が生まれます。
それは、「衣類を所有しているだけではスペースがもったいない!」そういう気持ちに切り替わるのです。
収納スペースに余裕があって保管できるならば良いのですが、そうではないなら現役もしくはこれからの衣類の方を優先した方が良いに決まっています。
これで収納スペースはスッキリ。風通しもよくなりました。
このリストラ作業は、一気に進めてさっさと終了させましょう。
所要時間は3時間が限度。週末の午前中ならお昼前には片を付けて、爽やかな気分でランチなんていかがでしょうか?