地震に備えた防災ガイドをご紹介します。 非常持ち出し物の用意、家族との連絡の取り合い方など、この機会に見直しましょう。また身近なガス機器の取り扱いも頭に入れておけば安心ですね。
日ごろからやっておこう!
~被害を少なくする対策~ 防災ガイド1
■家族で話し合っておきたい4つのポイント
1.非常時の家族同士の連絡方法は?
(災害用伝言ダイヤル「171」やいざという時の連絡先を決める、親戚など)
2.家の内外の危険物や危険個所を確認しよう。
3.避難先、避難方法の確認をして、家族の集合場所を決めよう
4.非常持ち出し品の用意、内容を検討し、準備しよう
地震(災害)がおきたら~いざというときの行動~ 防災ガイド2
■すばやく火の始末
「火を消せ!」と大声で叫ぶことも大切です。
■非常脱出口を確保
マンションでは、玄関ドアが変形し開かないこともあるので、ベランダからの脱出なども考えておく。
■山崩れ・がけ崩れに注意
居住地の自然環境を良く知っておくことが大切です。
■津波に注意
1.とりあえずの高台までの避難と、より高いところへの避難(二次的な避難)を実施
2.車による避難は原則的にしない
3.財産(家財や持ち船など)の保全や持ち出しはあきらめる
4.津波が浸水を始めたら、遠くの避難はあきらめ、近くの建物などでも、できるだけ高いところに上がる
5.堅い物(岩場や堤防など)からできるだけ離れる(波で叩きつけられて死傷する危険があるため)
6.やむを得ず建物に避難する場合は、海岸に面する前面のビルより、2列目、3列目の建物に避難する
子供を安全に避難させるには?
勝手に走り回ってしまう子どもや、思うように動けないお年寄りを安全に誘導して避難させるには、「ヒモを使った避難方法」が効果的です。
タスキ状にヒモを子どもの胸に巻きつけ、後ろからでも引っ張れるようにします。
この方法は、子どもの手も自由になるため、安全です。
衣服を引っ張ったりすると、脱げたり破れたりする場合がありますから、やめましょう。