賢く、スッキリと・・・。冬物衣類のお手入れ&収納

さあ、いよいよ春本番。ファッションだって、明るく軽やかに決めたいですね。でもその前に・・。長い冬の間お世話になった衣類は、もう片付いていますか?冬物は賢くお手入れ&スッキリ整理して、お部屋にも春を呼びましょう!

■Let’s ホームクリーニング
型くずれの心配なコート類や、大切な衣類は、やはり専門のクリーニング店に任せたほうが安心。でも、セーターやフリースなどは、家で手洗いOK。またクリーニングに出すと硬くなりやすい皮製品も『自分でお手入れ』がおすすめです。今年は、ホームクリーニングにチャレンジしてみませんか?

■セーターを洗う
ウールやアクリル混素材のセーターを洗うときは、すばやく、お湯の温度を急激に変えずに、形を崩さないのがポイントです。まず、伸びやすい袖や裾を内側に折りこんでたたみ、約30℃のぬるま湯に中性洗剤を溶かして、両手でやさしく押し洗いします(20~30回)。同じ温度のぬるま湯で2回、洗う時と同じように押し洗いですすぎ、約30秒脱水。両手ではさむようにして軽くたたいて形を整え、平らな場所に広げて陰干しします。

■フリースを洗う
摩擦に弱く、毛玉のできやすいフリースは、強くもまないように注意しましょう。洗うまえに、毛の流れにそってブラシをかけて毛玉やホコリを取り、裏返しにたたんでネットに入れます。弱アルカリ性洗剤を使い、洗濯機の弱水流で3~5分、手洗いなら押し洗いし、3分間脱水します。

★かさばらない収納ワザ★
■丸める
厚手のセーターやフリースは、たたむというより丸めたほうがコンパクト。袖を裾に向けて重ね合わせ、襟元から裾に向かって巻いて、深めの引き出しに折り山を上にして入れましょう。

■吊るす
シワにならないように、できるだけたくさん吊るすには・・
ハンガーの向き揃え、同じ丈のものをまとめて吊るすと、たくさんかけられます。下の空きスペースには、収納ケースや普段あまり使わないスーツケースを収納に利用して置いてみては。

■袋詰め
捨てられずにとってある、持ち手のついた紙袋は、厚手のセーターの収納に利用できます。裾側からクルクルと巻いて紙袋に詰め、袋の口をガムテープで密封して押入れなどに収納します。(防虫剤も紙に包んで一緒に巻き込んでおきましょう)