厚手の服や寝具などのシーズンオフのもの、収納スペースの幅をとっていませんか?
湿気の多い夏、スッキリ収納術で風の通る気持ちの良い場所に。
●「いる」「いらない」「迷い中」の3つに分類しましょう。
今しまおうと思っているものは本当に必要なものですか?数年前から「いつか使うかもしれない」と思っているものは、ほぼ確実に「いらない」もの。思いきってリメイクするか、捨てるのも一手です。まだ着られるのに、デザインが流行遅れとなってしまった洋服などはリサイクルへ。きっと気に入ってくれる人がいるでしょう。
■寝室、押入れ
効率よく使えば、押入れはかなりの容量。普段使っている寝具は、比較的湿気の少ない上段に。下段にはクリアケースなどをギッシリつめれば、大容量で使いやすい収納スペースが生まれます。クリアケースを購入する時には「押入れのサイズをしっかり計ってから」がポイントです。また、押入れの中は湿度が高く、カビやダニが繁殖しやすい場所。床に直接モノを置くのは避け、すのこを敷いたり、壁や天井近くに風が通るようスペースを空けましょう。干した布団をしまう時、一度広げて余分な熱を取り除いたり、晴れた日に押入れの戸を開け放って風を通すのも湿気を防ぐために大切なことです。同じように、長くしまったままになっていた洋服やカバンなども、たまには風を通してあげましょう。
■キッチン
シンクやレンジの下も、棚やクリアケースを上手に使って収納力をアップさせましょう。シンクの下は水に関係あるもの、ボウルや鍋などを置きます。一方レンジの下はフライパンや中華鍋など、そのまますぐに火にかけるものをしまっておくとスムーズな動線で調理ができますね。このとき気をつけることは蓋を別にすること。蓋がなければ鍋を重ねやすくなります。スプーンやフォークなどの細かいものは、仕切りをした引き出しに。スパイスは、よく使うものはならべておいても良いですが、油やハネで汚れやすいのでレンジのまわりの引き出しや、すぐに開けられる戸棚にしまいましょう。引き出しにしまう時は蓋にスパイスの名前を書いておくと使うときに便利です。泡立て器やお玉、計量スプーンなどは見せる収納で。火から少し離れた壁などにフックをつけてかければ、見た目にも楽しいですね。
<視界で風を感じる>
夏の間は各部屋のドアや押し入れの戸を開放し、のれんや涼しい色合いの布を目隠しにしてみては。風の通りも良くなりますし、布が揺れるたびに爽やかな風を感じることができるでしょう。風鈴の音も涼しさを演出してくれます。
※JOMOホームページより引用