お気に入りの服にちょっと素敵な一工夫 衣替えのアイデア&ホームクリーニング術

制服の衣替えをするように、6月と10月前後は家中の衣類を入れ替えるちょっと大変な時季でした。
でも、エアコンが普及した今では、季節の移ろいに合わせて少しずつ衣類を出したりしまったり。そんなご家庭も多いことでしょう。そこで手軽でお洒落な衣替えのアイディアを。
お手持ちのものが防虫剤の代わりになるというお話です。

ラベンダーのエッセンシャルオイル
これをコットンに含ませ、衣類にシミがつかないようにティッシュで包み、衣装ケースに忍ばせてみてください。強い香りが虫を遠ざけてくれるうえ、次に着る時はいい香りも愉しめます。

ウールにはタバコの葉も効果があります。
ウールにつく虫はニコチンの臭いに敏感で嫌いだからです。新しいタバコの葉をほぐしてガーゼなど目の細かい布や和紙で包んで使いましょう。
防虫剤の強い匂いが染み付いてしまった服は、1日風に当てればいいのですが、その時間がない場合は、大きめの袋に脱臭剤と一緒に入れて一晩おけば大丈夫。混み合った電車やバスの中で防虫剤独特の香りを放たないこともエチケットの一つです。

服についてしまったその汚れ、諦めないで!
ホームクリーニングの達人でも困ってしまう汚れはあるもの。こびりついたガムや血液のシミなどは、その代表選手かもしれません。雨や雪の日は裾の泥はねも気になるところです。

こびりついたガム
ガムの性質を逆手にとってしまうこと。服についてしまったガムは温度が下がるとカチカチに凍ってしまうので簡単に剥がれます。ただし氷を直接ガムの上に乗せるのはNG。よけいなシミを付けることにもなりかねません。

血液
血液の汚れには大根を使います。きれいなタオルに血液がついた部分を乗せ、その上から大根の切り口でトントンと叩いてみてください。大根に含まれるたっぷりの水分とジアスターゼの働きが血液を取り除きます。後は水で濡らしたガーゼを固く絞ってシミのあとを叩いておきましょう。

泥はね
まず充分に乾かすことが肝心です。慌ててはいけません。乾ききったところで、まずは掃除機で表面の泥を吸い取り、次にブラシをかけます。そして仕上げは濡らしたタオル。ポンポンと叩いて残った汚れをふき取れば終わりです。