コロナ禍で自宅にいる時間が増えたこともあり、最近は家庭菜園をしている方も多くいらっしゃいます。家庭菜園は、気軽にとれたて野菜が楽しめたり、無農薬の野菜を食べられたりとメリットもあります。また、薬味はスーパーで買うと量が多く使いきれないことも多いですが、家庭菜園にすると必要な量だけをさっと収穫して使うことができます。今回は、ベランダなどでプランターを使ってできる家庭菜園をご紹介します。
○ミニトマト
ミニトマトは水をあげすぎてしまうと、実割れしやすくなるため、少し乾燥気味に育てたほうが美味しくなります。また、日当たりがよく、風通しのよいところを好みます。初めての方は、苗から栽培する方が失敗が少ないです。そんなミニトマトの苗は、4月下旬~5月中旬頃の植え付けがおすすめ。プランターの高さが30cm以上ある深型のプランターに植え付けましょう。市販の野菜培養土を使うと便利です。最近はトマト用の土もあります。
○ハーブ
ハーブは、少量を時々使用する程度のため、さまざまな種類を寄せ植えする形がおすすめ。ミントは適切な水やりと日光をしっかり当てることで比較的簡単に育てられるといわれているため、おすすめです。4~5月頃に植え付けましょう。バジルは、イタリアンに欠かせないハーブ。トマトの根元に植えると、水分調整や害虫忌避効果が期待できます。日当たりのよい風通しのよいところにおいて育てましょう。4~6月頃が植え付け時期です。パセリは料理の付け合わせでよく使われます。長期間栽培することができるハーブです。4~5月頃が植え付け時期です。
他にも家庭菜園で育てやすい作物はいろいろありますが、今回はベランダでできて、今頃が植え付け時期の作物を紹介しました。園芸店などでは苗の選び方や育て方を教えてくれることもありますので、相談しながら、ご自宅に合った家庭菜園を始めてみてはいかがでしょうか?