寒い冬はお風呂に入る前に身体が芯まで冷え切っているため、そのままお風呂に入っても、なかなか身体の芯まで温まることができません。そこで身体の芯まで温まる方法をご紹介します。
※高血圧や心臓に疾患のある方などは、ご相談の上、行うようにしてください。
○入浴前に身体を中から温める
湯船に浸かっても身体が温まるまでには時間がかかります。その場合は、入浴前に水分補給をして、身体を内側から温めるようにしましょう。血流を良くしたり、防水を防いだりする観点からも水分補給は欠かせません。冬場は特に内臓を温める飲み物を飲むようにしましょう。基本的には白湯ですが、紅茶やウーロン茶、生姜湯なども内側から温めるのに効果的です。
○分割入浴法
湯船に長湯していれば身体が芯から温まるというわけではありません。効果的な入浴方法は、休憩をはさみ複数回入浴する「分割入浴法」です。40℃くらいのぬるめのお湯の場合、5分入浴し、一度浴槽から出て休憩します。この休憩の間は服を着る必要はなく、髪や身体を洗ったり、マッサージをしたりしましょう。その後、8分入浴し、再び休憩、最後に3分入浴します。42℃くらいの熱めのお湯の場合は、3分入浴→休憩を3セット行いましょう。
○すぐに髪を乾かす
お風呂から上がって髪を乾かさずにいると、頭皮が冷えていきます。これは髪の毛の水分が蒸発するときに頭皮の熱も一緒に奪ってしまうからです。頭が冷えてくると、少しずつ身体の熱も下がってきます。せっかく身体の芯まで温まったのに、髪を乾かさずにいると、どんどん冷えていってしまいます。髪にも良くないので、お風呂から上がったらなるべく早く髪を乾かすようにしましょう。