五月人形やお雛様はお子様の成長を見守ってきた思い入れのある季節人形です。お子様が成人を迎えた頃には出番を終えて、どのように処分するべきか検討されると思います。季節人形の処分方法はいくつかありますが、人形供養をすることがおすすめです。
日本では古くから、人形は人にふりかかる厄災を引き受けて身代わりになってくれるものでした。そのため人形を処分する際には、供養をするという日本独自の文化があります。神社のお守りをお焚き上げ供養するように、人形も最後は供養してあげるのが良いとされています。
静岡県内では、静岡雛具人形協同組合が主催となって、安倍川の河川敷で人形供養祭を行なっています。毎年5月の第2日曜日に実施されています。昨年は中止となりましたが、今年は5月9日に実施予定です。詳細は各自ご確認ください。
他にも県内各地のお寺や神社には、人形供養をされているところがあります。直接持ち込みの他、郵送で受け付けしているところもありますので、それぞれのお寺や神社にご確認のうえ、供養していただきましょう。
場所によっては、季節人形以外にもぬいぐるみなども供養していただけますので、ぜひご確認ください。