ほっとHot Q&A:マスクの違いと購入時のチェックポイント

感染拡大予防でマスク着用が求められていますが、ひとことにマスクといってもさまざまな素材のマスクがあります。素材がそれぞれ不織布・布・ウレタンで比較した際の飛沫量は、スーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションで、以下のように発表されています。

<不織布>
吐き出し飛沫量:20%     吸い込み飛沫量:30%
<布>
吐き出し飛沫量:18~34%   吸い込み飛沫量:55~65%
<ウレタン>
吐き出し飛沫量:50%     吸い込み飛沫量:60~70%

マスクの性能では、不織布が最も効果が高いですが、付け心地は人によって異なるため、状況に合わせて無理せずにつけやすいマスクを着用することが望ましいという結果も合わせて発表されています。


マスクを購入する際のチェックポイントの1つは、外袋に表示されているPFE・VFE・BFEの数値です。PFEは微粒子、VFEはウイルス、BFEは細菌を表していて、フィルター部分でどれだけろ過されたかの測定値を表しています。数値が大きいほどバリア性が高いことを示しています。花粉にはBFEの高いもの、インフルエンザなどにはVFEやPFEの高いものを使用するのがオススメです。購入の際の参考にしてみてください。