壁紙のシミは、ほとんどが油汚れと言われています。キッチン以外の壁は皮脂汚れが原因です。お手入れする際には、壁紙の材質によってはこれからご紹介する方法が出来ないこともありますので、注意が必要です。

油汚れを効果的に分解するには、食器用の洗剤が便利です。中でも中性の性質をもつものは壁紙を傷めにくい特徴があります。
1.濡れ布巾に数滴洗剤を垂らして全体をよくなじませ、壁の上から下に向かって拭きます。
2.雑巾をすすぎ、壁に洗剤が残らないように水拭きします。
3.水分を残さないように、乾いた雑巾で拭き取ります。
4.目立つ汚れが残ったら、消しゴムで軽くこすって汚れを削り取ります。
食器用洗剤の他にも、重曹を溶かした重曹水を使う方法もあります。
上記の方法でも取ることが出来ない場合には、漂白剤やクレンザーなどを使用する方法もあります。しかし、色柄がついている壁の場合には、色落ちすることもあるので、注意が必要です。

壁紙の掃除は、ムラなくきれいに掃除することが難しいものです。そこまでひどい汚れでなければ、自分自身で掃除してもきれいに拭き取ることができますが、汚れが染み込んでいるような場合には、業者に依頼することも検討しましょう。