台風や大雨は毎年大きな災害をもたらします。台風や大雨の予報の際には、対策や備えを早めにすることが大切です。今一度、備えを確認しましょう。
▸危険箇所や避難場所の確認
各自治体のホームページなどでは、土砂災害警戒区域や浸水想定区域を確認することができるハザードマップを公開しています。自分のいる場所の危険度や避難場所などが載っているので、あらかじめ確認しておきましょう。また避難場所の確認も大切です。今年は指定避難場所が3密にならないよう、複数の選択肢を示しています。各自治体が指定した施設以外にも、安全な場所にある親戚や知人宅、安全な場所での車内待機、自分がいるところが安全であれば無理に動かず、1階から2階へなどのより高いところへ移る垂直避難などが挙げられています。ハザードマップと照らし合わせながら、それぞれの場所や状況に合わせて避難方法をあらかじめ確認しておきましょう。
▸非常持ち出し品の用意
3日分の飲料水や食料、常備薬、懐中電灯、ラジオ、ヘルメットなど、非常の際に持ちだすべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、災害時にはすぐに持ち出し、避難できるように準備しましょう。最近では、持ち出し品とリュックサックがセットになった商品も販売されています。非常持ち出し品は人数分用意するようにしましょう。