かつては歳神様に供えたお餅を配る風習のことを表していた『お年玉』。現在では大人から子供にお金を渡す風習となっています。

お年玉の金額は特に決まりはありません。多くの方が金額は、子どもの年齢を基準に年相応の額をあげています。一般的な相場をご紹介します。

＜平均相場＞

平均相場はありますが、差が出ないように親族間で金額を決めていることが多いようです。また、就学前の子どもにはお菓子やキャラクターグッズなどのモノを渡すという意見もあります。

お年玉を渡す期間についても決まりはありませんが、「高校卒業まで」「大学卒業まで」「就職まで」「成人まで」などと決めて渡す方が多いと言われています。こちらも親族間で期間を決めておくと良いでしょう。

ちなみにお年玉は目上の人が目下の人にあげるものです。そのため上司や目上の方のお子さんにあげるのはあまり良くないとされています。
渡す場合には「お年玉」ではなく「お年賀」と書いて渡しましょう。