ほっとHot Q&A:熱中症の対策について

熱中症は条件次第で誰でもかかる危険性があります。梅雨明けや初夏など、体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときには注意が必要です。本格的な夏を迎える前のこの時期からできる対策をご紹介します。


●暑熱順化(しょねつじゅんか)する
暑熱順化」は体が暑い環境に慣れていくことです。本来は自然に暑熱順化していくものですが、近年は涼しい部屋で一日過ごしている人も多く、暑熱順化が進みません。そこで意識して暑熱順化していく必要があります。

ポイントは汗をかくことです。ウォーキングなどの運動だけでなく、半身浴やサウナなどでも構いません。一週間ほど続けると効果が出てくるといわれていますので、梅雨明け前から取り組みましょう。

汗をかいたら必ず水分補給をしましょう。のどが渇いていなくても、こまめに水分を取ることが大切です。スポーツドリンクなどは塩分や糖分を含み、汗で失われた塩分補給にもつながります。

●体調を整える
体調不良は熱中症になる危険性が高まります。バランスの取れた食事と十分な睡眠を心掛けましょう。


無理せず、徐々に体を暑さに慣らし、熱中症を予防しましょう。